仮想通貨「ファクトム(Factom/FCT)」はどこで買う?取引所や特長、将来性は?

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アメリカでかなり人気が高いファクトム(Factom/FCT)は、どこで買えるのか?取引所やファクトムの特長などについて、分かりやすく解説します。

 

ファクトム(Factom)とは?

 

テキサスにある「Factom.Ink」が提供しているプラットフォーム(2015年に公開)。データの改ざんが不可能なブロックチェーン技術に着目し、ネット上のあらゆる電子データを管理できるプラットフォームとして活用されており、情報漏えいのリスクが低いというのが企業などに喜ばれています(※Factomは厳密に言えば仮想通貨ではなく「ビットコイン2.0」の一つです)。
そして、Factomはビットコインのブロックチェーンを利用しているのが特徴で、それによりさまざまな情報を安全に管理することができるのです。ビットコインやその他のアルトコインのように日常生活で買い物に使ったりするのではなく、情報を安全に低コストで管理することを目的としているイメージなので、仮想通貨とはちょっとニュアンスが異なります。

ファクトムを利用するためには「Factoid(ファクトイド)」と呼ばれる仮想通貨が必要で(略号は「FCT」)、発行上限は設定されていません(現在8,753,219FCTが流通しています)。Factoidは取引所で購入することもできますし、マイニング報酬としても入手できます。

ファクトムの開発目的は、当初から「様々な電子データを記録して公正に管理ができること」でした。ファクトムは分散型プラットフォームとして形成されていています。このプラットフォームで取り扱うことができる仮想通貨がファクトイド(FCT)です。FCTはそもそもアメリカの住宅に関する住宅ローンを取り巻いている環境を一新する目的でファクトムは「ファクトムハーモニー」というプロジェクトを立ち上げ、住宅ローンに関する様々な書類の処理を効率と効果を改善するに至りました。これにより、手間とコストが大幅に削減させることに成功して、かつ、第三者の介在なしで行うことができるようになりましたつまり、FCTは証明書という役割を立派に担っているわけです。現在では約900万枚の発行枚数に至っています。

プラットフォーム「ファクトム(FCT)」は、4つのエレメントから成り立っています。

【4つのエレメント】

ファクトムサーバー・・・サーバーに対して情報を記録させたいという依頼を行います

エントリーブロック・・・依頼を受けた情報をハッシュ化して暗号化して、ブロックに格納します。

ディレクトリブロック・・・❷で格納されたエントリーブロックをディレクトリブロックとして保管します。

ビットコインのブロックチェーン・・・❸で保管されたディレクトリブロックをブロックチェーンとして記録することになります。

このように、取引データ以外のデータであるドキュメント等の電子データを管理する機能を組み込んだ点が大きな特徴といえます。こうすることで、個人情報、或いは秘匿情報はハッシュ化した状態でブロックチェーンに記録されることで安心・安全が確保されることになります。

FCTは証明情報の記録サービスを提供することに特化している

ということで、FCTの使い方はダイレクトに利用料としてFCTを用いることはせずに、FCTを一旦entry creditに交換した上で、利用料を支払うシステムになっています。その理由は盗難防止とFCTの価格の変動をできるだけ抑えることの2つがあります。

結果的にはファクトムにおける技術はブロックチェーンを採用していて、極めて高い透明性を維持し、誰にでも平等で自分の権利が保証されるシステムの構築が可能にしています。ファクトムは将来的には期待度の高いものになっています。土地に関する情報管理、年金に関する情報管理、選挙情報管理等の他に、医療界における様々な情報の管理等に期待が掛けられています。既にファクトムはビルゲイツ財団とタイアップしてアメリカにおける住宅ローンに関する様々な情報管理を始動させていますし、アメリカの大手医療プロバイダーがファクトムと組んで情報管理に乗り出している現実があります。これは現在社会のシステム根幹から変革が起こると考えられます。ビットコインは決済手段を変革しますが、社会に関する様々な仕組みを変革することは出来ません。

 

ファクトム(Factom)の特長

 

様々な分野のデータを低コストで安全に

情報がダダ漏れになってしまう危険性をはらんでいるこの時代ですが、分散型ブロックチェーン技術を駆使しているので、情報の漏洩はほぼないと言われています。しかも通常だと莫大なコストがかかるのに、低コストで安全に守ってもらえるのはメリットと言えるでしょう。

ハッキングリスクが低い

Factomでは「Entry Credit」を使っており、他の公開鍵に送信もできませんし、記録入力くらいしかできません。ですので、これをハッカーが盗んでもメリットが全くと言っていいほどないんです。あまり価値がないものを盗んでも無駄な労力がかかるだけですからね。

 

ファクトム(Factom)の将来性は?

 

ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの5,000万ドルもの資金援助を受けているのが将来性が高いと言えるでしょう。また、何百兆円規模と言われるアメリカの住宅ローン市場を管理計画を始動しているのを見ると、伸びる要素は充分にあると思われます。ただし、よく言われているのが「開発が遅い」というのが難点でしょう。長期的な視点で塩漬けにしておくのが良いかもしれません。

 

 

ファクトム(Factom)はどこで買える?

 

以前はコインチェックでファクトムを扱っていましたが、ネムの流出事件により現在は取り扱っていません。どうしてもファクトムを購入したい場合は以下の取引所で購入してください。

「Bittrex」(ビットトレックス)👉アメリカ最大の取引所で、扱っているアルトコインはなんと120種類以上。
「Poloniex」(ポロニエックス)👉こちらも大手で、60種類以上のアルトコインを扱っています。
「Cryptopia」(クリプトピア)👉取引手数料が安いと評判のニュージーランドにある取引所。

 

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