数千あると言われているアルトコインの中でも常に一定の人気を誇っているライトコイン(Litecoin/LTC)について、分かりやすくお話しいたします。
ライトコイン(Litecoin)とは?
アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の中でも、かなり先駆者的な存在であるライトコインの誕生は2011年。ビットコインが公開されて2年後(3年弱)にできているので、アルトコインの中でもかなり信用のおける地位を築いています。チャーリー・リー氏(Charlie Lee)が開発したということもあり、中国での人気は絶大です(日本で人気が高いモナーコインと似ていますね)。
オープンソースであるビットコインを元に作られていますが、元を凌駕するスピードでの送金が特長と言えます(約2分半で送金可能。ビットコインは約10分)。100歩譲ってネット上での支払いが10分かかるというならまだしも、現実の店舗で支払いをしたい時に10分かかって支払いをするとなると非常に馬鹿馬鹿しい限りです(ネットで10分も長いですがね)。そういった時間的ストレスをかなり軽減させ、より実用的にしたものがライトコインと言っても過言ではありません。
ライトコインはどこで買う?評価や評判、将来性
先駆者だけあって、現在でも多くの日本の販売所や取引所で購入することができます。
bitFlyer、GMOcoin、bitbank.cc(ビットバンク)、Bit Trade、Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)、BTCBox、DMMBitcoinなどで購入できます。個人的には手数料が安いbitbankがお勧め。
ライトコイン(LTC)の保有率が高くなってきていることや、アップデートしながら性能を上げていくライトコインは将来的にも価格が上がる可能性は相当あると思われます。
ライトコイン購入取引所一覧! |
bitFlyer(ビットフライヤー) |
GMOコイン |
DMM Bitcoin(DMMビットコイン) |
Bit Trade(ビットトレード) |
Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ) |
BTCBox(ビーティーシーボックス) |
Bitbank.cc(ビットバンクCC) |
ライトコインの特長や評価・評判、将来性
➀前述したようにビットコインの1/4のスピードで送金できる(約2分半)。
※ユーザーがどんどん増えてしまって使う人が多いため、取引も増えてしまい送金に時間がかかるようになってしまいました(それだけ信用度は高いですが・・・)。
➁より実用的に作られている(別にビットコインが悪い訳ではなく、どうしても後発的にできたもののほうが欠点などが分かり、改善・改良されているため)。
➂マイニングにかかる電力を抑えることで、採掘コストを安くすることができた。
➃アトミックスワップにも成功し、安心かつ安全に種類が異なる仮想通貨の取引をユーザー間でできるようになった。
➄世界で初めてライトニングネットワークに成功した仮想通貨です。
以上の点を踏まえてライトコインについてトータル的にまとめてみます。
ライトコインはpeer to peer方式による仮想通貨でビットコインを補完することを目的としています。ビットコインの影に隠れて存在意義が薄い仮想通貨ですが、商取引にはなくてはならない通貨といえます。ライトコインの3つの特徴をまとめて表記します。
❶ブロックを生成する速度はビットコインの4倍を具現化したこと
❷取引量の拡大によってブロック生成速度の遅延を防止する策,、いわゆるスケーラビリティ問題の解決案として取引データ圧縮させるsegwit技術を採用したこと
❸オフチェーンを基盤にして決済速度をより速めることを目的としたライトニングネットワークを採り入れたこと
これらの3点の採用によって、アトミックスワップが実用化され、かつ、小さい金額で決済ができるようになったというメリットを産み出しました。つまり、マイクロペイメントを可能したことです。逆にデメリットとして、ブロックチェーンのコンセプトである分散かつフラットの面においてやや難が生じ中央集権的色合いが濃くなる恐れがあることが出てきたことです。また、今までのアトミックスワップはオフチェーンではなくてオンチェーンで、かつ、速度が遅く個人情報保護面で問題が多くて、その上手数料がのしかかってくるというデメリットがありましたが、これらを一気に解決しようとしたことが実用化により近づいてきました。
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