上場後300倍以上にもなったポテンシャルが高いとされる人気急上昇の仮想通貨カルダノ(Cardano/ADA)について解説しています。どこの取引所で買えるのか?そして、その将来性などについて分かりやすく解説します。
カルダノ(Cardano/ADA)とは?
上記した名前よりADA(エイダコイン)という名のほうが知られています(カルダノはプロジェクト名称)。2017年10月(約半年前)に公開されてから、あっという間に仮想通貨ランキングの6、7位辺りまで上り詰めました(2018年3月現在)。
元々カルダノはオンラインカジノ、ゲーム等を扱うプラットフォームとして開発されており、そこで利用されていた通貨の名称が「ADA」(エイダ)でした。基本的にオンラインカジノなどは胴元がいるので、透明性や公平性に欠けており、なかなかカルダノが一般的に普及しなかったのはそのような理由からだと思います。しかし、スマートコントラクトを導入することで、不正が難しくなり急激な人気アップに繋がったようです。そして、独自のスマートコントラクト「Plutus」はイーサリアムより格段に進化しており、より複雑かつ高度な内容を瞬時に記録できるほどの能力があると言われています。
※カルダノは「Cardano財団」「株式会社エマーゴ」「IOHK(InputOutput)」の3つの団体で管理、開発、運営を行っています。
★通貨単位:ADA(エイダ) ★総発行量:約450億ADA
カルダノ(Cardano/ADA)はどこで買える?
現在、日本の仮想通貨取引所では購入できません・・・残念!ですが、海外の超有名なBittrex(ビットトレックス/ビットレックス)やBinance(バイナンス)などで購入できます。
カルダノ購入取引所一覧! |
Bittrex(ビットトレックス/ビットレックス) |
Binance(バイナンス) |
カルダノ(Cardano/ADA)の特長
➀専用のウォレット
カルダノを利用するためには特殊なウォレット「ダイダロス」(Daedalous)をダウンロードしなくてはいけません。このダイダロスは高性能のセキュリティー能力を持ち、秘密鍵を保護することでハッキングから守ってくれます。
➁世界初のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用
PoWと異なり、PoSは持っているコインの量で承認者がランダムに選ばれるシステムです。競争で決まらないところが公平性を保っています。
カルダノ(Cardano/ADA)の評価・将来性は?
詐欺コインと呼ばれていたこともあるカルダノですが、現在では大手取引所にも上場し、仮想通貨上位ランキング6位まで来ているのを見ると、全く問題が無いように思えます(確約はできませんが)。優れたセキュリティーシステムと自由な発想を見てみると、将来性は非常に高いものがあると思われます。
【カルダノに関する総括】
❶オープンソース
❷分散型のブロックチェーン
❸DAppsが実行可であること
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「30億人の財布」を目指すビッグプロジェクトです。Dappsが実行可であることから、通常のアプリとは異なってブロックチェーンによって繋がっているサーバー、もしくはコミュニティが管理している点です。この点が個人情報の漏洩やアプリ開発者が得る利益に対して諸コストを排除する問題点の解消になっています。また、Dappsはスマートコントラクトをベースにしていることから、バイラル効果を期待する声が大で、その影響を受けて世界中に幅広く拡大することが大いに考えられます。
ただ、スマートコントラクト利用のオンラインカジノプラットフォームとは違って、独自のブロックチェーン「Plutus」を構築していることです。Plutusはこれまでのスマートコントラクトを徹底して見直した上で再設計をするという手法で再構築したテクノロジーです。そのため、イーサリアムに比べてセキュリティー面で一段と強固なものを具現化させ、なおかつ、極めて複雑な契約を実行できるように更に性能アップを図っています。
[具体的に見直した事項]
★計算するプロセスと台帳を管理するシステムの階層を切離すこと
★コアを形成するコンポーネントを維持・保守面を考慮して徹底したモジュール性を高めたこと
★既存のネットワークを前提としてアップグレード可の機能を導入して構築を図ること
★ステークホルダー間の連携をより密接化させること
★モバイルデバイスにおいても安全に且つ長期的に運用可となるよう徹底した設計上の改善を図ったこと
★メタデータをオプションで取扱可させるために取引データのアブストラクト(抽象化)化を図ったこと
★凡そ1000個のアルトコインから目指そうとしている理にかなった機能を徹底して学び採り入れること
★同一の台帳システムにおいていくつかのアセット(資産)を運用することができる必要性を認識した上で構築すること
他にもありますが、カルダノとしては常にユーザーのニーズに応えながら他のシステムとの統合化を図って持続可能なエコシステムを提供することを目指しています。
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