仮想通貨のマイニングとはどういった仕組みなのでしょうか。
ブロックを承認する作業を金脈を採掘することに因んでマイニングと呼称されています。
金脈を採掘する人は誰でも良いのと同じように誰でもマイニングに参加することは可能です。一番最初に承認を受けた人にはビットコインで報酬がもらえることになっています。ビットコインは2009年に世に出て以来、当初の4年間では、50ビットコインであったのが、2017年では半減となり、12.5ビットコインとなっています。
ルールが設けられていて、ブロックが21万個作成されれば半減するというルール、及びビットコインの総額が2100万ビットコインと決められていることを鑑みて、現在のマイニングのペース状況から2140年にはブロック生成承認に対する報酬は消滅してしまうと予想されています。
マイニングは始めはパソコンで行われていたのが一般的でしたが、徐々に競争の激しさが一層ましてきた関係で、さらに計算能力と速度を上げるために、CPUからパラレル処理を可能としたGPUへと移行してきましたが、最近ではさらに向上を目指してCPUオーバークロック手法、或いはGPUオーバークロック手法を取り入れてマイニングを行ってきているのが実情です。
ということは個人では資金面で到底たちいかなくなり、資金力のある機関や団体等が名乗りを挙げているのが現状です。また、寒冷地の有利性を活かして寒冷地の国や地域も名乗りを上げています。これは中央集権を排除するという設計コンセプトのビットコインに対して危惧する雰囲気が漂ってきているようにも感じられます。
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